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覆面企画8 Aブロック感想

twitterより転載。

「A01 糸子教授の人生リセット研究所」
やばい、1本目からめっちゃくちゃ面白いわ……。
500万円で過去に跳んで人生をリセットできる装置。主人公はそこの研究所に潜りこんで……。

軽妙・不安・綺麗にできた歪さ。歪を笑う度量。
面白くてぞっとする。

「A02 アフロディーテーの手」

難しい……何度か読まないと理解できなそう。
AIが人との生活に密着した社会。AIの天才科学者とそのパートナーのお話。科学者は既に亡くなって、主人公はAIのプログラムにより思い出の断片を夢としてトレースしている。
切なくも美しい。

「A03 導かれた先は」

おもしろい。探偵ものの児童書の導入部分を読んでいるみたい。
語り口が優しく、わかりやすい。というか最後が気になる。答えが教えられるんだとばかり思っていた……! 気になる……!

「A04 地面に手が生えていた」

最後のコメントめっちゃ笑えるんですが……。
あと最初、なんで穴がなくなるんだろう。私の誤読? それとも最後のとは関係ない別の手なんだろうか……恐い。

「A05 現代人外住宅事情」

上手い。書き慣れている人だと思う……というか私にとって読みやすい。波長があう、というか。ホラーの出だしで恐いな、やだなーと思わせておいての軽妙さ。主人公のキャラがいい。そしてラスト。う、上手い……。

「A06 魔女と秘密の88手」

おもしろーい! 素敵! 魔女の住む館に肝試しで入った少年と、彼女との八十八手の記録。何が真実なのかも気になるけど、二人の関係がいいなあ。字がブロック状態なんですけど、まったく抵抗なく読める筆力。このブロックは擬態かもしれぬ……。

「A07 最果ての巫女」

語彙の引き出しがぱない……。辺境の神域に幽閉された妾腹の王女と、彼女が助けた魔物のお話。繊細に描きこまれた絵本のようなお話。物語の始まり前、或いは、永遠に始まらぬ物語の先触れ。

「A08 巡り巡って」

いいお話。読みやすい語り口で、でも単純ならざる人の心を描き出している。登場人物に好感が持てるし、事実が分かった時のほろ苦さがたまらない。好きなお話。

「A09 手を貸した話」

ぎゃああああ!! 体験談みたいないい話、面白いと思ったら最後でひっくり返されたあああああ! ぞわっときた! ぞわっと! こんな時間に読んでしまった! そりゃそうだよね!

「A10 ハンスと五本指の魔法」

す、すんごい面白かった……いい話だった……。最後うるっときた。人ならざるものを助けた靴職人は、代わりに五本の指に魔法をかけてもらう。それぞれの指を擦ると1回だけ魔法が使えて……というお話。野生のプロがいる。野生の童話作家がこの中にいらっしゃる!!

「A11 黄昏時にその店は開く」

うちの近所にこのお店欲しい……。商店街の空気が見えるようで、こういう生き方も素敵だな、と思う。人のあったかさとかご飯の美味しそうな感じがめっちゃいい……。

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