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覆面企画8 Cブロック

twitterより転載です。

C01 その手が隠したものは

笑い死ぬかと思った。中二病の銀行強盗。後半を読んでなるほど! と。
面白い……上手い……短編ってかくあるべし、ってこの企画始まってからずっと言っている気がする……面白い……。

C02 月下鴨川、モノノケ踊りて、絵師が狩る。

え、めっちゃ上手い……いやもうこの企画なんなんですか。上手い人多すぎじゃないですか……。
物の怪を封じこめた江戸時代の絵と、因縁の血筋を引く男女のお話。
これ一つで完結しているけど一冊の形でも読みたい、と思わせる魅力的な話。業が深い。

C03 死の手招き

これ、すごいお話だなあ。
フェイクの為にか一見してのブロックにのけぞったけど、すらすら読める。上手い。そして中年だという主人公の死生観が変わっていく様が胸を打つ。人の半生、それも後半の半生を見るというのは意外に珍しく、感慨深い。素敵な話。

C04 なにも宿らない

ピアノをやり続けて、才能の足らなさと生家の破産で道を諦めた人間の、不思議な出会いのお話。メフィスト・ワルツをぱっと弾ける人なんてそんなにいないなーと思いながら読みだして明かされた経歴に納得。なんというか、ぞわぞわするお話。音楽よりも、人間のお話。

C05 鏡の中にいて私の中にいなくてあなたの中にいるもの

主人公の語りがまず恐い……普通に話している女の子なのに、その普通が普通じゃなくて恐い……「手」の話も恐いんですけど、主人公が恐くてそこはあまり感じなかった……!

C06 憎たらしい愛にさながら

泣いてしまった。亡き妻へと語る言葉。
幸福な記憶に涙が出るのは、それが失われたもので、なおかつ確かに幸せであったから。主人公の語り口が、タイトル通りでいいなあ。

C07 迷い子の手

ふぁあああああ、そういうことかあああ! 後半に舞台ががらっと変わった時には !? と思ったけど、これは面白い。繋がっている、ということ自体が不思議な読後感をもたらす。

C08 ナインティーン・イレブン

劇中作を思わせるお話。小さくて、不幸が珍しくもない町での諍い。
どうもここまで覆面企画を読んできたせいか、何故かジーンが人間じゃないだろ、ひっくり返してくるだろ……とびくびくしながら読んでしまった……。段々何もかもを疑ってかかるように。

C09 プディヤの祈りは銀の蝶になって

1ブロックに最低お一人はいらっしゃる、語彙力の溢れるファンタジー書きだ……。
妬みや嫉みから生まれた隙を見て見ぬふりをして後悔する……というパターンは多いけれど、このお話はそれをそのままにしない、っていうところが好き。じんわり読後感。

C10 奇病と難病

最初の注意書きでのけぞった。作者さんの悪戯心が見えるようだ……。
そして本文で唸らされる。これは、単純ならざる感情を生む話だな……。人の醜さと良さは紙一重だというか、醜いからこそ何か綺麗なものに憧れるというか。読後いつまでも考えてしまう力がある。

C11.トゥルーエンド

不思議な空気感のお話。覆面企画を読み過ぎたせいか、いつ「これは現代の女の子がやっているノベルゲーです」ってどんでん返しが来るか身構えてしまった……もうすっかり作者さんたちを信じられなくなっている
先を知っているなら、主観的な正解を選べる。というお話。

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