#author("2020-09-04T11:26:11+09:00","","") #author("2025-02-02T01:47:34+09:00","","") #nofollow #norelated * Babel Characters [#wcf04110] 書籍ネタバレ込み登場人物リストになります。 ネタバレ込み登場人物リストになります。 #contents * 主役 [#b1af6c1e] ** 雫 [#p1cf5c2c] 本名は水瀬雫。 本名は水瀬雫。また本編完結後の異世界名はヴィヴィア・バベル。 黒茶の髪に黒茶の瞳。属性はない。 某女子大人文科学科一年生だったが、夏休みに入った直後、世界を繋ぐ穴に吸い込まれ異世界に。元の世界に戻る為の方法を探して旅に出ることになる。 小柄な体型で童顔の為、実年齢より4-5歳若く見られる。 物心付いた時から姉妹と比較されてきた為、自己に不安を持っていた彼女だが、旅の中で次第に頑固な小動物と化していった。 特技は方向感覚のよさとちょっとしたイラスト。一人暮らしだったので料理も上手い方。基本的に優等生で学校の成績はいい方だった。 家族構成は両親と姉(海)、妹(澪)の五人。 本編完結後、エリクと結婚している。 基本的には学者で絵本作家になった。 が、また元の世界の菓子をもとにドラ焼きを作ったり、チョコレートを試作したりも。 >後世の歴史家は言う 『このチョコレートと称する菓子はその見かけに反してことのほか美味であり、ヴィヴィア・バベルの功績としては私が思うにヴァレンティン饅頭と並び賞賛に値するものである』と。 (社怪人様より) ** エリク [#wf8f6694] 家名はなし。 家名はなし。ただ本編完結後、雫との結婚を機にバベルの家名を授与されている。 金色がかった茶色の髪。藍色の瞳。属性は「沈黙」 大陸東の小国ナテラの出身。本編当初は22歳。無所属の魔法士だった。 生まれつき魔法士としては魔力が少なかったが、勉学により構成技術を当代上位にまで洗練させることによって、その不利をある程度補い初歩的な魔法が使えるようになっている。 専門は魔法文字。研究が本分で戦闘でも後衛型の魔法士。 ただ過去カティリアーナに雇われていた時、彼女の護衛の為剣を習った。剣の才能はまったくなかったが、それを鍛錬して腕力で補い、魔法士としては珍しく筋力がある。構成図と絵がド下手。 12歳で家を出て、14歳までナテラの城都で魔法理論を学んだ。 その後15歳でファルサス城都に留学。王族カティリアーナの目に留まり、彼女の教師兼護衛となる。その時レウティシアに気に入られ、ファルサスの禁呪管理に携わった。 18歳の時、カティリアーナが死亡し、ファルサスを去っている。 * ファルサス [#p4cdc646] ** ラルス [#a8f1375b] 本名はラルス・ザン・グラヴィオール・ラス・ファルサス。 黒に近い茶色の髪。薄青い瞳。属性は「孤絶」 第30代ファルサス国王でアカーシアの剣士。初登場時で27歳。 諸国には「寛大」で知られているが、実際は面倒くさがりでドサド。極度のシスコンだが、これらは彼の本性を隠す表層的な性格である。 終生王妃は娶らなかったが、代わりに本編完結後、オルティアとの間に三男一女を儲けている。 ** レウティシア [#q90d4943] 本名はレウティシア・ティア・ラスヴィール・フィリア・ファルサス。 黒い髪に青い瞳。属性は「断罪」。エリクと同い年の22歳。 ラルスの妹で、魔法大国ファルサスの中でも魔法士の頂点に立つ魔法士である。使役する精霊はシルファ。 無茶苦茶な兄を押さえて補佐しているが、彼女自身も無茶なところはある。 早くからエリクの才能を見抜き、彼をファルサスに引き入れたいと思っていた。 完結後はファルサスの一領主のところへ降嫁している。 ** ハーヴ [#n4dd96cb] 家名はなし。暗い緑の瞳。属性は「緩衝」 ファルサス城都出身(実家は宿屋)であり宮廷魔法士。専門は「歴史」。多分23歳。 温和な性格だが好奇心が強く、その好奇心を切っ掛けにエリクの友人となった。 彼がファルサスを去った後もずっと気にかけている。 後衛型の魔法士で戦闘は強くないが、防御や連絡を担って王族に重用されている。 一時はラルスとレティの賭けに巻き込まれ、十五年間昇給なしになりかけた。 (レティの結婚を機に彼女の直属から解放されている) 横暴な主君と、譲らないエリクや雫の板ばさみになることが多く、最近はガーデニングに癒しを見出しているらしい。 ** 俺 [#c926b3fc] 家名は多分なし。容姿の描写もなしだが多分マッチョ。属性は不明。 ファルサス所属の武官。エリクと友人になりたいと昔から思っており、少々蛇行しながらも友人度を上げつつある。熱くて不器用な友達思いの人。 babelでコンビ投票が行われ、自由に項目を募った中、「俺とエリク」という項目によって萌芽が生まれ、後に「俺とエリク」という短編で登場した。読者様由来のキャラ。 エリクを時に支え、時に助言しながら、二人でよく変な方向に迷走している。 将軍と黒猫のルーヴィニスとは無関係。 作者が一人称苦手なので書き分けが出来てないが、こっちの俺の方が外から見ると真人間。 * キスク [#n18a6a2e] ** オルティア [#h2de042e] 本名はオルティア・スティス・リン・キスク。 薄い栗色の髪。琥珀色の瞳。属性は「憐愛」 第5代キスク国王ベエルハースの異母妹。雫と同い年。 第5代キスク国王ベエルハースの異母妹。雫と同い年で登場直後19歳に。 16歳年上の兄よりも遥かに優れた執務能力を示し、国政を取り仕切っていた。 しかしその性質は残虐で多くの国々でひそやかに揉め事を起こし、その報告を聞くことを娯楽としていた。また気に食わない人間を暗殺、処刑したことも多い。 過去の事件によって捻じ曲がった性格になっていたが、雫との出会いによって次第に変わっていく。後に第6代女王として即位。本編完結後はラルスとの間に子供を儲けており、その代わり配偶者を置かなかった。 雫とは生涯仲のよい主従であり、友人でもあった。 ** ニケ [#v932c0c7] 家名はなし。灰色の髪。属性は「歪曲」 (だが本当は「不憫」じゃないのかと専らの評判) オルティアの側近であり、腕の立つ魔法士。21歳。 オルティアを退屈させない為、各国を回り、揉め事を起こしてはそれを報告していた。セイレネをキスクに連れてきたのも彼である。 ただ彼個人としてはオルティアの残虐さに反感を持っており、それを表に出さないようにしつつ露見しない範囲内で子供を助けることもあった。 しかし基本的にはドライで現実的な性格である。 雫と出会い、彼女がオルティアに屈しない様を見るうちに好意を持つようになった。 が、ツンツンな接触しかしないのでまったく通じていない。Babelで「不憫」と言えば彼のことを指す。 オルティアが女王に即位後はそれなりの忠誠心を持って彼女に仕えているらしい。 そして雫からはいきなり結婚報告を受けるという身も蓋もない振られ方をしている。 **ファニート [#neb86138] 家名はなし。属性は「慈育」 紫がかった青の瞳。オルティアの古くからの護衛であり側近。剣士。28歳。 オルティアが子供の頃からの付き合いであり、彼女の性格を一変させた事件の時、彼女を救出した本人でもある。 以後オルティアの変化に心を痛めながらも彼女の命令を受け、時には苦言を呈して付き従っていた。 よく気がつく人間で雫のフォローも多くしてくれていたが、芯ではオルティアに深い忠誠と愛情を抱いており、彼女の為にならないと判断すれば女子供も躊躇いなく殺害するという冷酷な一面も持っている。 オルティアとラルスとの会談から、オルティアが擁する赤子(ヴィエド)が彼女の害になると判断し、子供を庇う雫もろとも殺害しようとした。そこには多分に雫への嫉妬や煩悶も含まれていたが、結局は子の父親であるオルトヴィーンによって殺害されている。 * 無所属 [#w0915e5c] **メア [#j46497a9] 中位魔族。鮮やかな緑の髪。緑の瞳。属性は「遵守」 ネビス湖の水神と呼ばれる上位魔族によって作られた湖底の城の要となる魔族。 長い間王の不在と王妃の死を受け入れられずに王妃の帰りを待ち続けていたが、雫と出会ったことで彼女の使い魔となる。 少女の姿と小鳥の姿の二種類があり、感情に乏しいが主人に忠実で家事万能。 魔力は大きいが、複雑な構成が組めない為、その施行は単純な攻撃と防御に限られている。 本編完結後も雫に付き添い、彼女の子から更にその孫へと受け継がれバベル家に仕えていく。 ** ターキス [#ta824845] 家名はなし。緑の瞳。属性は「争乱」 腕の立つ傭兵で26歳。あちこちの国を渡り歩いては仕事を引き受けている。 そのため傭兵仲間も多く顔が知られており、大きな仕事の窓口となることも。 好奇心が強く急場が好きで、自分の力を試すような事件がないかいつも探している。はじめはその嗅覚で雫に目をつけたが、力ない彼女が頑張る様を目にして損得抜きで助けてやろうと思うようになった。 最終章ではリディアと共にアヴィエラと対決し、戦闘後ファルサスから褒賞を受け取っている。 コンビ相手でもあるリディアに若干頭が上がらない。 ** カイト [#y83cf78b] 本名はカイト・ディシス。17歳。属性は「無響」 両親の死後、家を出て傭兵の仕事をしている。 腕は立つが人を殺すことを楽しむ異常性を持っている為、傭兵仲間からも距離を置かれがちであるが本人はそれを気にしていない。危険な仕事も好んで引き受ける傾向にある。 真逆の「綺麗事」を述べる雫と出会い彼女に反駁することで、自分の動機や嗜好など言語化出来ないものを言語化する羽目になった。それは彼の精神に強い違和感を与え、徐々に変質をもたらすことになる。 なりゆきで雫に雇われた彼は魔女アヴィエラに挑み、単身で彼女を殺しうるところまでいくが、己の迷いの為に反撃を受け瀕死に陥る。 だがその後応急手当を受けアヴィエラに最後の攻撃をし、逆に彼女の最後の力によって命を助けられた。 全てが終わった後、彼は報酬を受け取らず姿を消しており、以後その消息は不明になっている。 ** アヴィエラ [#q1e0fb2e] 家名はなし。27歳。属性は「啓蒙」 銀髪に赤みがかった茶色の瞳。 蔵書家であった祖父に影響され、幼い頃から多くの本に囲まれて育った。 その中で同じような失敗を繰り返す大陸の歴史に疑問を抱き、また祖父から渡された呪具の本から多くの歴史の流れを見て取る。 独自に本の研究を進めた彼女はやがて「暗黒の再来」が起きるであろうことを予見。 それを防ぐ為、各地に禁呪を伝えてその忌まわしさを再認識させ、また自らが魔女となり 暴虐を振るうことで人々の危機意識を高めさせた。 事実アヴィエラの登場により、以後百年以上もの間大陸では禁呪の使用が見られていない。 15歳の時、呪具の本の記述をもとに上位魔族のエルザードを呼び出し、彼と行動を共にしていた。 また27歳になったばかりの頃、エルザードが連れてきた別の上位魔族の女を精神魔法を用いて取り込んだことにより、強大な魔力を持ち自らを「7番目の魔女」と名乗ることになる。 (もっともその魔力は以前の6人には到底及ばず、アヴィエラ自身もそれを自覚している) ヘルギニスを異界化させ、その城で挑戦者を迎え撃ったアヴィエラは、雫に相対し彼女から精神操作を受けたことで、彼女の正体を悟る。 それに拒絶を示したアヴィエラは雫を殺そうとしたが失敗。 カイトによって致命傷を受け、「何も残らない」という瀕死の彼に可能性を与える為、最後の力で彼を救った。 **エルザード [#vb38929d] no data 上位魔族。属性は「幻惑」 上位魔族の中では第三位階に属する魔族で、少女であったアヴィエラの召喚を受けて人間階にやって来た。 かつて人間に惹かれて人間階で過ごした後、今は自分の城に閉じこもっている最上位魔族(トラヴィス)の見たものは何だったのか興味を持っており、アヴィエラと行動を共にしながら「人間」に惰性で干渉を続けていく。 ヘルギニスの城にて、ラルスとシルファの前に敗北。殺害された。 人間を愛し、その美しさを謳うアヴィエラの言うことは最後まで理解できなかったが、彼女のことは美しいと思っていた。それを彼は自らの死の瞬間自覚することになる。